問題を解いて終わり??
生徒の気持ちになって考えてみると、次々と現れる面倒くさい問題なんか「さっさと終わらせて次に行きたい!」と思うのは当然だと思います。
私だって面倒な仕事はさっさと終わらせてラクチンになりたいですもん。
それでは勉強が出来るようにはならないんです!
今日も生徒達は一生懸命難しい問題を解いていました。
なかには「手も足も出なくて」講師にHELPを求めてくる生徒もいます。
分からない問題を質問できるようになってきたのは感心です。とても素晴らしいことなのでこれからも続けて欲しいです。分からないものは分からないのは当然ですから。
もちろん講師陣も全力で生徒に教えてあげます。難しい問題ほど「分かりやすく理路整然と」教えてあげたいですからね。
さあ! 講師も手伝ってあげて「どうにかこうにか」問題を解き終わりました!
すると今日教えてあげた生徒は「いきなり次の問題に進もう」としました。
ちょっと待ってよ~(・_・、)
これで次の問題になんか進んじゃったら試験なんか全然できないんだから(>o<)
ハッと気がついて、なんとかかんとか最後の気力を振り絞るように「もう一度自分のチカラだけで解き直し」始めました。このブログを読んでくださった方のなかには「そんなの当たり前じゃん!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でもその「当たり前のことを確実にやる」というのが難しいのです。
しかもそれを「ずっと継続すること」がすごく大切なのです。
残念なことに小中学生で、誰にも言われなくても自分で「当たり前のことをずっと継続できる子」ってほとんどいないんです。
挨拶もしかり、、、、入室時や退出時に挨拶しても帰って来ない生徒の多い事。凄く心配になります。
勉強が出来て良い高校・大学に入学/卒業出来たとしても、基本的な事を普通に出来ない様な人材は、、、
就職しても、、、、、想像つきますよね!